歌曲

桜歌爛漫

試聽 聽全曲

咲き誇る 艶めきの下で
淡く淡く煌めく 虚ろなれど
今 華やかに散るは 月夜に映ゆ桜

丑三つ時は 夢の狭間 戯れの隨に
夜さりも終わりなき優美 宴のはじまり
夜空の月は 杯の中へ浮かべて
呑み干す時まで お好きによろしく

さぁ あちらもこちらも お誂え向きの桜
花弁ひらひら 儚いものでしょう?

咲き誇る 艶めきの下で
踊れ踊れや 溶けてしまうほど
このまま泡沫 一夜で散るのも悪くない
狂い咲く 麗しき一世
謳え謳え 在るが儘に染めて
今 華やかに 消える刹那が盛りと

「常世の国へおこしやす」と戯言を並べて
語りも終わりなき遊戯 ここらが酣
夜空の月を 杯の中へ沈めて
呑み干す時まで 御伽をしましょう朝まで

あちらもこちらも お誂えの向き桜
花弁ひらひら 愁いの色でしょう?

咲き誇る 艶めきの下で
流れ流るるままに身を任せ
このまま彼方へ 嘘と吹き散るも悪くない
狂い咲く 麗しき一世
笑え笑え 甘い幻なら
今 華やかに 極上の美酒を浴びて

あちらもこちらも お誂えの向き桜
花弁ひらひら 綺麗なものでしょう?

咲き誇る 艶めきの下で
踊れ踊れや 溶けてしまうほど
このまま泡沫 一夜で散るのも悪くない

狂い咲く 麗しき一世
謳え謳え 在るが儘に染めて
今 華やかに 消える刹那が盛りと