歌曲

春天

試聽 聽全曲

作詞:水野良樹     作曲:水野良樹




さくらがまた咲く あなたに会いたい
なつかしい そのひかりが いまはまだつらいけど
たくさん泣いたよ なんども呼んだよ
愛して くれた日々を 忘れたりしないから

“これから”をわたしは生きていく
春はもう そこにあるよ


夕暮れが さびしさに染まるよ
「寒いね」と 空につぶやいた
あなたの 声はもう聴こえないんだね
ただ 風が揺れるだけ

胸に手を あてて確かめる
それはきっと 小さなともしび
涙こぼれて つらいときにも
ぬくもりはまだ ここにある

さくらがまた咲く あなたがいないのに
いつかまた このすべてを ほほえみに変えたいよ
まぶたを閉じれば 思い出せるけど
少しだけ強がらせて 今日を歩きたい

“これから”をわたしは生きていく
春はもう そこにあるよ


悲しみを 抱きしめたあの日も
嬉しさに 涙した日も
いまでは 優しい歌のように
ほらかけがえのないもの

しあわせと 呼べるものをまた
ひとつずつ みつけていくから
あなたは笑って そこからみていて
小さな決意(おもい)に 踏み出すよ

ひとりじゃないんだと 言い聞かせるけど
めぐりゆく日々になんども くじけそうになるんだ
ひとりのいのちを わたしの明日を
たしかに 生きていくよ ちゃんと歩くから

「強くなったね」と言ってね
春をまた 愛せるように


さくらがまた咲く あなたにみせたい
「ありがとう」 もう言えない 言葉を伝えたい
わたしは生きるよ あなたの明日も
忘れない 忘れたくない 想いを抱きしめて

“これから”をわたしは生きていく
春はもう そこにあるよ